私が飼っていたクロはこの1月4日に虹の橋を渡りました。
茶トラは一足先の2013年11月に虹の橋を渡りましたので、今我が家にはモフモフがおりません。
猫のいない猫の日を過ごし、寂しく思っています……
神戸市でペットを亡くしたとき
神戸市の場合、ペットが亡くなったら自分で環境局の事業所に持ち込むか、市に引き取りに来て貰います。そうすることで、動物管理センターの動物専用炉で合同火葬をしてもらいます。
納骨や埋葬もありませんし、合同火葬なので骨や遺灰などももらえませんが、私はそれでいいと思っていますので、二匹とも神戸市にお願いしました。
茶トラの時は、持ち込めなかったので引き取りに来て貰いました。
クロの場合は持ち込みが出来ましたので、自宅から一番近い事業所に持ち込みましたよ。
どちらも下記手数料がかかります。
- 市に引き取りに来て貰う場合は 1頭につき4,000円(税込)
- 環境局事業所に持ち込む場合は 1頭につき2,000円(税込)
参考:「ペット(犬・猫など)が亡くなったときは」(神戸市HP)
どちらの子にも、その子が使っていたタオルや毛布、パウチタイプのエサ、お手紙をいれ、箱は家にあった段ボールですが、包装紙で簡単に包むように飾りました。
茶トラは引き取りだったので当時の様子はわかりませんが、クロを持ち込んだとき、事業局の大きなコンテナ(内部2段)の、下部分に自分で入れました。お正月明けの初出4日だったせいか、うちの子の他に5つほど箱があり、一匹で動物管理センターに行くんじゃなくて良かったなと思いました。
動物慰霊碑へのお参り
神戸市の動物管理センターは、北区にあり、車がないと行けません。
また、土日祝はお休みで正門は閉まっています。
ただ、正門横から歩いて入れるようになっていて、そこから敷地内に入り、お休みの日でも慰霊碑にお参りすることが出来ます。
これは慰霊碑でお墓ではありませんが、火葬されるのは同じ動物管理センターの敷地内にある動物専用炉なので、慰霊碑をお墓代わりにお参りしてきました。
慰霊碑の前にはたくさんのお花が。
我が家も買ってきたお花と、うちから来たよということがクロにわかるように、庭のセンリョウの枝葉を1本差し込んで、お供えして参りました。茶トラの時にも焚いた、家で使っていたお線香代わりのお香をちょっとだけ焚いて。
茶トラの時は突然だったのでしばらくは呆然としたものでしたが、クロは年齢もあってか、徐々に衰えていくのがわかり、最期はもう動けなくなっていたので、ある程度覚悟が事前に出来ていました。
出来ていると言っても、実際にいなくなるとやはり……寂しいです。
幸いにも二匹とも家族みんなで看取れたのが救いでしょうか。
23年、猫と一緒に暮らしてきて色々ありましたが、幸せな日々だったなぁ……としみじみ思います。
今でもふっと寂しくなって涙することもありますが……今日をひとつの区切りとして、日々を過ごしていきましょう。
追記
慰霊碑には、お花を活けるためのペットボトルやビンなどの花瓶があらかじめ用意されていますので、自宅から持参する必要はありません。
また、水道もありますし、私が行った時にはお線香用のライター(チャッカマン)も置いてありました。
「なまもの禁止、缶詰等のふたは開けない」との書き方ではお供え自体はいいのかなとも読めますが、場所柄を考えると、やはりやめておいた方がいいかもしれません。
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